1000円くらいで購入した粗材を簡単DIYした木箱を、塗料とバーナーを使用して深みのあるアンティーク風加工をしてみました。炙った部分がペイントでは出せない凹凸がとてもいい感じに仕上がったので、その方法をお教えします!
▼手順
【1.粗材を木箱にDIY】
ホームセンターに行って杉の粗材(あらざい)を購入。何かに使いたいな・・・。なんて考えながらそのまま忘れてました。そんな粗材を接着剤と釘を使って簡単な箱をつくりました。取っ手も付けてなかなかの仕上り♪
さぁ、アンティーク風に加工していきましょう!
【2.木をバーナーで炙ってみる】
いつもは、塗ってアンティーク風にするのですが、今回はまた違った方法「焦げ」でビンテージ感を出していきます。
火を扱うので気を付けて作業をしてください。
箱の表面をバーナーで炙って焦がします。全体に焦げがついたら、表面を水で濡らしながらワイヤーブラシで余分な焦げを落としていきます。
すると、「浮造り(うづくり)」と呼ばれる凹凸状になりビンテージ感に良い効果がでてきます。
【3.硬めの刷毛でペイント】
水分が完全に乾いた後、硬めの刷毛で掠れた感じの塗装を施します。
ポイントは、刷毛につける塗料の量を調節して下地が見えるように塗ること!
【4.好きな文字や形をステンシル】
枠からはみ出ないように叩きながらステンシルしていきます。叩くことによって文字が掠れて古めかしくできます!
その他にも、ステンシル枠からはみ出ないというメリットもあるんです♪
ペイントするのがすっかり上手くなった子供たちにもお手伝いしてもらいました!
この時期は、やっぱりハロウィンかな?と思いカボチャのオバケとクロネコちゃんを用意しました。
私より手慣れている感じにちょっと焦りが!
【5.オイルステインでアンティーク感を出して完成】
乾燥したら、ウッドステインを水で薄めて全体にササっとペイント。
塗ったらすぐにウエス等で拭き取りながらムラを出して完成です!
今回、木箱を炙ってみましたがまた違った雰囲気になり満足です。
炙るときは、身の回りの物に気を付けて作業をしてください。
使用した塗料
「ミルクペイント 200ml 」
全16色どの色もアメリカントラッドの色調を忠実に再現しミルクカゼインを原料にした水性ペイントです。クリーミーな質感で伸びがよく塗りやすい水性塗料。
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「オイルステイン 各色 100ml」
着色力と耐久性に優れ、屋外でも使用できる木目を生かした油性着色剤です。
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「ラスター刷毛 356 平3インチ」
最高級豚毛を使用し、特殊加工によって腰と毛の弾力を強化しています。掃除用はもちろん、塗装用・接着剤の塗布用としても重宝します。
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